しかし、富士通が再度、今度は富士通グループ全従業員に拡大するというスクープを日経xTECHが発表しました。
この記事が対象としている読者
- 45歳の富士通早期退職の概要について知りたい人
- 今後のSEの45歳のキャリアを模索したい人
目次
富士通、2019年度4月に組織改編か
富士通が45歳以上の富士通グループ全従業員に、割増退職金付き早期退職を含めたジョブ選択を実施するというスクープが発表されました。
富士通は、1月に間接部門5000人を早期退職を含めた営業SEへのジョブ選択を実施したばかりです。
しかし、富士通のこのリストラは、以前から「物足りない」という声もありました。
19年3月期は、富士通にとってリストラの大きなチャンスともいえる。原資は「リスク分担型企業年金」と呼ぶ新たな年金制度だ。企業側はあらかじめ運用資金を多めに拠出する代わりに、積み立て不足が生じても追加拠出しない。富士通は従来の確定給付型からの移行に伴い、919億円の一過性の利益を計上した。
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富士通はこれを最大限活用する考え。サーバーなどを製造する独アウクスブルク工場(バイエルン州)の閉鎖費用360億円や、今回の人員削減費用などの一連のリストラ費用と相殺させる。これにより、19年3月期の連結営業利益(国際会計基準)は前期比23%減の1400億円と期初の予想を堅持する考えだ。
富士通の田中社長は、「若手の優秀な人材の給与を上げたい」とも語っています。
早期退職って、どんな人材がリストラされるの?
早期退職でリストラされるような人材は、以下のような社員が挙げられるでしょう。
- 実力ではなく、45歳以上の年功序列で年収を上げてきた人材
- 仕事の成果で日頃から良い評判を聞かない人材
- 休みがち・休職が多い人材
- 重要なポジションについていない人材
こういった人材になる前に、日系企業はあらゆる手を尽くし、価値の高い人材を目指さないといけません。
市場で生き残るためには
市場で生き残るために気にするべき点は3点です。
- どこでも稼げるスキルを高める
- エンジニアとしてのスキルを高める
- 金融資産を増やしておく
1と2については、やはり一度就職したらあとは安泰という考え方を捨てることに尽きます。
45歳でリストラに遭う可能性を踏まえたキャリアプランが必要になってきているのです。
3の金融資産については、金融資産があれば、心に余裕ができ、早期退職を受け入れる選択肢や、転職なども選択肢の幅が広がるためです。
金融資産の貯め方は、当ブログでもノウハウを多数記載しているので、いろいろ見ていっていただけたら幸いです。
SIerで生き残るために
市場で生き残るためには、大きく2つを意識する必要があるでしょう
- 市場で求められるポジションで仕事をすべき
- 残業をしすぎるべきでない
1に関しては、ビジネスは売り上げを上げられる部門に重要なポジションを任せる傾向があるからです。最近だとアジャイルやDevOpsのような要素技術を駆使し、デジタルビジネスやコンサルのような高単価の人材になることが求められるでしょう。
また、2は、SEは残業の多い部署であり、スキルアップの見込めないような仕事も多く、疲弊してしまい泥沼にハマってしまうケースがあるからです。
社内SEになる場合は若いうちに転職しよう
ユーザ系SE(社内SE)などのような業種を目指す場合、コスト部門かつ第二新卒の位置づけで転職することになると思います。
そのため、方向転換したいと決めたら早いうちに転職し軌道修正をすることで、社内のポジションを上げていく事ができると思います。
ユーザSEは残業時間も少なく顧客から無理な要望も受けにくい環境にあるため、働きやすいといわれています。
参考記事は以下で掲載しています。
転職するなら転職エージェントを活用することが大事
高年収の転職であった場合でも、年収交渉をする上で自分一人では難しいことが知られているため、転職エージェントの力を借りることが一般的になっています。
自分で交渉する場合は、市場の中で自分の市場価値をアピール出来ず、採用側に足下を見られてしまうことが多いからです。
そのため、基本的には年収交渉は転職エージェントにしてもらう事で、年収をダウンさせない交渉が可能です。
また、転職エージェントを活用することで、スケジュールを自動で組んでくれたり、忙しい合間に面接練習してくれるといったメリットも多く、しかも無料なのです。
詳しくは割愛しますが、おすすめの転職エージェントに関する記事はこちらを見てください。
転職エージェントに登録する前に、転職サイトにも登録しておこう。
また、転職エージェントに登録したいが、キャリア相談をしてもらう時間がないという方もいると思います。
そういった方だとしても、まずは転職サイトには登録しておくことをお勧めしておきます。
なぜなら、無料で登録でき、現状の公開求人をざっと見て、自分に興味がある求人が存在しているかを暇な時間にチェック出来るからです。
おすすめは、リクナビNEXTです。まずは最も大きい転職サイトを一つ登録してみて、自分の興味ある業界の求人情報をチェックしてみると良いでしょう。
まとめ
この記事では、富士通の早期退職全従業員へ拡大のニュースについて解説させていただきました。
まとめると、以下のようになります。
エンジニアの転職希望者の7割が転職を希望すると言われる社内SE。。。
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社内SEへの転職は非常にテクニック的な要素が強く、内定をうまく獲得できなければ、
高倍率の沼にハマり、転職活動が長期化してしまうリスクも大きいです。
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