日本や米国、ITエンジニアの、ユーザ企業とベンダー企業の在籍割合がどれくらい異なるかってご存知ですか?
日本企業はユーザ企業とベンダー企業に在籍するエンジニアの割合が7:3と言われています。
それに対し、米国のエンジニアの在籍割合は、ユーザ企業:ベンダー企業=3:7と言われています。
ベンダー企業にシステムを発注すると、意思決定が遅れ、デジタルビジネスが加速せず、日本のITビジネスは米国に敗北する恐れもあり、経済損失も大きいとのことです。
そのため経産省は、その割合を5:5にすると述べました。
ベンダー企業のエンジニアはユーザ企業に大移動するのか?今回はそんな話をしていきたいと思います。
この記事が対象としている読者
- SI業界のエンジニアが今後どのようになっていくか知りたい人
- 経産省のDXレポートに基づいたSIビジネスの将来を知りたい人
転職活動前に準備すべき本
経産省が危惧する、ITシステム2025年の崖とは
現状、多くの企業がデジタルトランスフォーメーションを理解しているにも関わらず、企業のデジタルトランスフォーメーションが進んでいません。
原因は、既存企業の複雑化したレガシーシステムに、ベンダー企業が大きく保守工数を取られていることです。
これにより新規ビジネスに投資できずに、今後も米国一人勝ちの状況となり、日本がまたもやITビジネスの波に乗れず、デジタルビジネスで大きく敗退する可能性があることを危惧しています。
今後のSI企業はどうすればいいの?
では、この米国一人勝ちの状況にエンジニアはどう考えていけば良いでしょうか?
経産省は、この危機に対し、「DX実現シナリオ」を策定しました。
結論からいうと、投資の足かせとなっているレガシーなシステムの保守を減らすべく、廃棄/塩漬けの仕分けをすることでシステムを刷新します。
それによりデジタルトランスフォーメーションの実現を目指すそうです。
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もしDXが実現したらどうなるか
経営面
経営面では、既存システムのブラックボックスを解消していくことで、以下のような期待ができます
- 顧客、市場の変化に迅速
- クラウド、モバイル、AI等のデジタル技術をマイクロサービス、アジャイル等の手法で迅速に取り入れる
- 素早く新たな製品、サービス、ビジネスモデルを国際市場に展開
これにて、あらゆるユーザ企業がデジタル企業になることが期待できます。
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IT予算比率
ITの予算比率は偏ってます。
これが、
ランザビジネス(既存ビジネスの拡大):バリューアップ(新規ビジネス創出)=6:4
さらに、GDPに占めるIT投資額を1.5倍になりITビジネスが活発になることが期待できます。
リリースサイクル
リリースサイクルは、現状は数ヶ月かかります。
これを、マイクロサービスの導入やテスト環境の自動化により効率化を行い、
2025年度以降は数日間でリリースできることが期待できます。
人材分布比率
IT人材分布比率ですが、
2017年度は
でした。これを、あらゆる事業部門にデジタル人材を配置できるようになると
にできるとのことです。
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平均年収
平均年収ですが、現在は600万程度です。
これを2025年度以降に2倍程度にするとのことです。
価値の高いポジションにエンジニアがなれれば、これもあり得るかもしれません。
IT産業の年平均成長率
2017年度のIT産業の平均成長率は1%です。
これを、あらゆる市場がデジタル化することで、
2025年度以降に6%にするそうです。
DXシナリオの今後の理想像
DX実現シナリオの理想像を、ユーザ企業とベンダー企業別にまとめてます。
ユーザ企業
- 技術的負債を解消し、人材・資金を維持・保守業務からデジタル技術の活用にシフト
- データ活用等を通じて、スピーディな方針転換やグローバル展開への対応を可能に
- デジタルネイティブ世代の人材を中心として新ビジネス創出へ
ベンダー企業
- 既存システムの維持・保守業務から、最先端のデジタル技術分野に人材・資金をシフト
- 受託型から、AI・アジャイル・マイクロサービス等の最先端技術を駆使したクラウドベースのアプリケーション提供型ビジネスモデルに転換
- ユーザにおける開発サポートにおいては、プロフィットシェアできるパートナーの関係に
このような効果が期待できます。
こんな関係になれたら、ベンダー企業にいようがユーザ企業にいようが楽しく仕事できそうですよね
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ただユーザ企業に行きたい方は、キャリアも身につけるべき技術も異なるため、35歳未満で転職しておき、早期から転職しておいた方が有利です。
詳しくは以下で解説しています
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まとめ
この記事では、ITシステム2025年の崖の問題と、経産省が提唱するDX実現レポートについて解説させていただきました。
まとめると、以下のようになります。
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