お久しぶりです。
ぴなもとです。
それは、デジタル案件が増加しているからです。
では、デジタル案件とは何でしょうか?
旧来、企業の情報システムは、事業を裏で支援する、コスト部門としての役割がほとんどでした。
パブリッククラウド等の使用が容易になり、インフラ構築や保守に使う工数は劇的に減りました。また、働き方や給与体系も変わりつつあります。
今回はそんな記事を記載してみます。
目次
DX(デジタルトランスフォーメーション)でSIerのエンジニアの働き方は何が変わるのか
そもそもデジタル(DX)とは?
ここでいうデジタルとは、デジタルトランスフォーメーション(=DX)と同義の意味として解説します。
デジタル(DX)とは、単純なデジタライゼーション(IT技術で既存業務の付加価値を高める)とは異なります。
以下がわかりやすいです。
「デジタル・トランスフォーメーション」とは、2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱した概念だ。
この言葉は、デジタル・テクノロジーを活かした新規事業を実現するとか、業務の生産性や効率を劇的に改善するということを意味するものではない。
デジタル・テクノロジーを駆使して経営の在り方やビジネス・プロセスを再構築することだ。結果として、人とITとの関係は大きく変化し、事業の範囲や業績の上げ方、顧客との関係や従業員の働き方などを大きく変えてしまうことになる。
デジタル案件で破壊をもたらした中核の技術は”クラウド”である
圧倒的なインフラ構築・運用のコスト削減
クラウドの登場によって、エンジニアの仕事のスタイルは大きく変わりました。
ハードウェアの調達が不要になり、構築からチューニング、運用まで全てネットワーク越しからコードで行えるようになったことが大きいでしょう。
また、ネットワーク、セキュリティ、VMの構築をすべてコードで記述でき、払い出し実行はわずか数分の間にできてしまうことで、インフラ構築に必要なコストが劇的に減りました。
また、運用に至っては、インシデントが発生しても、自動でマネージドサービスの機能や、APIやCLIを実行するだけで運用業務を完結できるケースが増えてきました。
SIビジネスの大部分は、顧客のシステムをベンダーが代わりに運用保守することで、売上を上げてきた面があります。一方、この仕事はエンジニアのキャリアUPとしての機会を奪う面もあり、次のシステム案件になかなか移れずエンジニアを悩ませていました。
クラウドでは、構成変更や自動化をコードで容易に実行できるようになるため、システムの運用保守に当てていた大部分のエンジニアの工数を大幅に削減することになるでしょう。
アジャイル・DevOpsの開発スタイルが増える
クラウドの登場により、アプリケーションも「作っては壊し、改善する」というサイクルが高速に行えるようになりました。
そのため、「要件通りシステムを納品する」ことが最適解だった時代から、必然的に、「ビジネスに貢献するためのシステムを作るために仮説検証しながら改善のサイクルを繰り返す」プロセスが普及していくことでしょう。
つまり、従来は、改修が難しくコストでしかなかったシステムは、事業を支援するための道具でしかありませんでしたが、今後は、システムそのものが事業を変えていくことにシフトしていくことになります。
ベンダーのエンジニアの立場はどう変わるのか
では、ベンダーエンジニアの立場としては、具体的にどのようなメリットがあるでしょうか?
それは以下のようなメリットがあると思います。
- システムのオーナーがSIer側に移る案件が増える
- 顧客常駐不要の案件が増える
- 給与が増える
基本的に上記のような優良案件が増えてくるため、非常に働きやすくなっていくことに期待できます。
働き方はどう変わるのか
SIerは堅い印象かもしれませんが、実は大手SIerのような会社であればむしろ働き方は大幅に柔軟になりつつあります。
- リモートワークが増える
- フレックス勤務が増える
- 子育てとの両立が可能
シェアリングスタイル(副業・家事代行・カーシェアリング等)が増えるので、事業ポートフォリオの分散、不得意領域のアウトソーシングが加速し、自分の労働単価を上げやすくなるでしょう。
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