ぴなもとです。
このブログではパラレルキャリアを構築し、好きなことで生計を立てるためのノウハウを公開しています。
今日は、不労所得を作る上で重要な考え方である、ストック型ビジネスについて記載させていただきます。
目次
ストック型ビジネスとは何か
ストック型ビジネスの定義
ストック型ビジネス(=ストックビジネス)とは、何でしょうか?
大竹啓裕氏が執筆した「ストックビジネスの教科書」という本があります。
その本では、ストック型ビジネスを以下と定義しています。
ストックビジネスの定義
- 継続的にお金が入る
- 売ることが出来る
ストック型ビジネスの例
大竹啓裕氏は、ストックビジネスの典型例として不動産賃貸業を挙げています。
不動産賃貸業は、その不動産賃貸に住む顧客が、賃貸料を継続的に支払うことで収入を得るビジネスです。
そのため、①を満たしていると言えます。
また、その不動産を売りたくなったら、その土地や不動産自体に価値があるため売却することが可能です。
そのため、②を満たしているといえます。
ストック型ビジネスの特徴
ストック型ビジネスには、どんな特徴があるでしょうか?
メリット、デメリットをまとめてみます。
ストック型ビジネスのメリット
ストック型ビジネスのメリットを以下にまとめてみます。
表:ストック型ビジネスのメリット
仕組みの構築 | 一度仕組みを構築できれば、営業や収益のための作業が不要 |
---|---|
収益の安定性 | 景気や外部環境の変化によらず収入を得ることができ、経営が安定する |
ストック型ビジネスのデメリット
ストック型ビジネスのデメリットを以下にまとめてみます。
表:ストック型ビジネスのデメリット
仕組み化導入のコスト | 仕組みを構築するために、収益が安定する前に一定の資金や時間が必要 |
---|---|
収益安定までのコスト | 一定の収益が上がるまでは時間がかかるため、運転資金としての原価が大きくなる |
ストック型ビジネスとフロー型ビジネスの違い
フロー型ビジネスとは
フロー型ビジネスの定義は、ストック型ビジネスをは逆になります。
ストック型ビジネスの特徴として、都度の取引なしに収入を継続して得ることが可能です。
一方、フロー型ビジネスは、仕組みの構築の点でフロー型ビジネスと反対であり、その都度営業や取引を行い収入を得るビジネスです。
ストック型ビジネスの特徴:
都度の取引なしに継続して収入を得るビジネス
フロー型ビジネスの特徴:
その都度営業や取引を行い収入を得るビジネス
フロー型ビジネスのメリット
フロー型ビジネスのメリットを以下にまとめてみます。
表:フロー型ビジネスのメリット
ビジネスの開始の早さ | 時間を要する仕組み化を構築していなくても、ビジネスを開始することが可能 |
---|---|
収入確保までの早さ | 収入を確保するまでが早いため、収益確保までに必要となる原価・運転資金が少ない |
フロー型ビジネスのデメリット
フロー型ビジネスのメリットを以下にまとめてみます。
表:フロー型ビジネスのデメリット
原価のコストが一定 | 都度の営業、取引が常に必要 |
---|---|
収益の不安定性 | 景気や外部環境に応じて収入が不安定となり先の収益が見通しづらい |
ストック型ビジネスとフロー型ビジネスの違い
上記のように、ストック型ビジネスとフロー型ビジネスは、完全に対をなすビジネスになっています。
ただ、ビジネスにおいては、ストック型ビジネスをフロー型ビジネスの両方を組み合わせることで、両者の長所を補うことができます。
そのため、どちらが良いということはなく、状況に応じて使い分けることが重要だと言われています。
一般的には、ビジネスの立ち上げ期間においては、フロー型ビジネスを駆使して収益を確保しつつ、仕組みを構築し、ストック型ビジネスを継続的に増やしていく流れで収益を安定させていきます。
フロー型ビジネスで収益確保
↓
(仕組み化)
↓
ストック型ビジネスを増やす
↓
(最初から繰り返す)
ストックビジネスを作る
それでは、ストック型ビジネスはどうすれば作ることが出来るのでしょうか?
ストック型ビジネスの計算式
大竹啓裕氏によると、ストック型ビジネスの収益の計算式は以下になると述べています。
ストックビジネスの計算式
収益 = (基準の)収益×増加数×継続率
つまり、ストックビジネスを作るためには、収益・増加数・継続率のいずれかを高めていく必要があります。
ストック型ビジネスを作る方法
では、どうすればストック型ビジネスを作ることが可能でしょうか?
ここではストック型ビジネスの作り方を考えていくことにします。
それは、個々のビジネスにより異なりますが、基本的に最初のうちは、増加数を高めていくことが重要です。
それは、どんなに良質なコンテンツを生産したつもりでも、数が増えなければ収益にはならないからです。
数を増やす方法ですが、マーケットのリサーチ、良質なコンテンツを数多く生産することが必要です。
そのため、大前提として、マーケットが比較的大きいジャンルを選ぶことが必要です。
そして、次にコンテンツを提案していきます。
例として、課金型コンテンツでは、まず無料にして数を増やす戦略をとります。
つまり、収益は低い状態にします。(もしくは、顧客が気にしない程度の収益で進めます。)
そして、数が増えてきたら、継続率を上げていくようにします。
最終的に、増加数と継続率がある程度見込めるようになってきたら、収益の高いコンテンツを提供していくことも可能になります。
ストック型ビジネスを構築する上では、まず増加数を上げること
ストック型ビジネスを作ることは容易になってきている
実は、ストック型ビジネスを作ることは昔と比べて容易になってきています。
かつては、ストック型ビジネスを作るためには、在庫や設備投資、営業費用や収益確保までの時間が必要となり、一般的なサラリーマンが手の出せるビジネスではありませんでした。
しかし、近年はインターネットの普及に伴い、設備費用も営業費用も不要なビジネスが登場してきています。
その例は、アフィリエイトビジネスです。
アフィリエイトビジネスは、顧客にオススメしたい商品の広告を貼り、その広告を経由して購入していただくことで、報酬をもらう形態をとります。
そのため、顧客はその限りで関係が終わるため、フロー型ビジネスに位置するのですが、Google検索とSEOのノウハウを組み合わせることで、定期的にサイトに一定数顧客を集客することが可能になってきました。
そのため、Google検索での集客に成功し、定期的なサイト流入から商品を購入する人が一定数いれば、ストック型ビジネスに非常に近い状態を作りだすことが可能になります。
不労所得とストック型ビジネスの関係性
不労所得は、働かずして得る所得のことを指します。
それに対し、ストック型ビジネスは、仕組み化したビジネスで継続して収入を得る方法を指します。
そのため、ストック型ビジネスは不労所得のあり方に極めて近い事になります。
ただし、ストック型ビジネスは、不労所得を意味するわけではありません。
継続率が落ちてしまえば、継続した収入を得ることは出来なくなってしまうためです。
そのため、不労所得に近い状態を目指すために、ストック型ビジネスの考え方を応用する場合、継続率を維持するための施策が不可欠です。
しかし、不労所得を形成する上でストック型ビジネスの考えは非常に有用であるため、ストック型ビジネスを理解しておくことは極めて重要といえると思います。
まとめ
この記事では、ストック型ビジネスの意味と、そのメリットデメリットを紹介しました。
また、ストック型ビジネスを作る上では、前提として顧客を増加させ、その顧客を継続しつつ、収益を上げていくことが必要だとわかりました。
不労所得を得るためには、サラリーマンで残業して残業代を得るだけではダメです。
その理由を答えられるかい?
いきなり問題とかいってそういうのずるいよ!!
上の記事読んだらわかるじゃん!!
働き方変えなきゃね!!
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