1週間くらい入院してたし、全身麻酔で手術そたって言ってたけど、もの凄くお金かかったんじゃない?
別にプラスになっても不思議ではないし、知識さえあれば3万程度で収まる人の方がむしろ多いと思ってるよ。
それは、高額療養費と、健康保険の付加給付金と、会社の掛け捨ての医療保険に入ってたからだ。
今回は、そのときの記事を解説してみよっか。
この記事が対象としている読者
- 医療保険をなんとなく契約している人
- 高額療養費について知らない人
- 高額療養費以外にも付加給付金でさらに安くなるということを知らない人
目次
高額療養費制度とは何か
高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1ヶ月の間で上限額を超えた場合、その超えた額を支給してくれる制度のことです。
通常、病院で治療を受けた際、基本的には健康保険に加入しているため、3割の負担で済みます。
ただし、手術や入院を伴う治療を行った場合、たとえば一度に100万円かかる治療が30万まで自己負担が下がりますが、一ヶ月以内に30万円の自己負担が発生します。この場合に、さらに高額療養費によって大幅に自己負担額を下げることが可能です。
高額療養費制度とは?
→医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1ヶ月の間で上限額を超えた場合、その超えた額を支給してくれる制度のこと
高額療養費制度の自己負担額
では、高額療養費によって、一般的にどの程度自己負担額を軽減できるのでしょうか?
次で詳しく見ていきましょう。
自己負担額は加入する健康保険組合により異なる
引用:シニアガイド
皆さんは、社会保険を支払っていると思いますが、職業により様々な保険制度のうちなんらかには加入しています。基本的に企業に勤めていたり、自営業をしている方は、健康保険もしくは国民健康保険のごちらかに加入しています。また、各保険制度を運営している側に様々な健康保険組合があり、様々な種類があります。その種類ですが、中小企業勤務の方を中心とした協会けんぽ、大手企業が独自に組合を運営している組合健保、公務員や教員が加入する共済組合、自営業やフリーターの方が加入する国民健康保険、一般的に75歳以上の方が加入する後期高齢者医療制度などがあります。
今回は、共済組合や後期高齢者医療制度の詳細には触れず、一般的に企業で働いている世代(健康保険もしくは国民健康保険)についての高額療養費制度について触れていきます。
70歳未満の方の自己負担額
では、実際に高額療養費でどのくらい自己負担額を軽減してくれるのかを以下に示します。
・健康保険の場合(標準報酬月額) ・国民健康保険の場合(総所得金額等) |
過去1年間に高額療養費の支払が3回目まで | 4回目から(多数該当) |
83万円以上 901万円超 |
252,600 + (総医療費-842,000)×1% | 140,100 |
53~79万円 600~901万円 |
167,400 + (総医療費-558,000)×1% | 93,000 |
28~50万円 210~600万円 |
80,100 + (総医療費-267,000)×1% | 44,400 |
26万円以下 210万円以下 |
57,600 | 44,400 |
低所得者 | 35,400 | 24,600 |
健康保険によっては付加給付金でさらに安くなることも
組合健保には、付加給付という制度があります。
組合健保はその企業が独自に運営している組合が付加給付の自己負担額を定めるため、詳細は確認する必要がありますが、付加給付は一般的に、一ヶ月の自己負担額を2万5000円までを上限とし補填してくれます。
そのため、組合健保レベルの手厚い制度を利用出来る方は、民間の医療保険には加入しなくても良いほどの額で病院で治療を受けることが可能なのです。
付加給付のポイント
組合健保:付加給付で高額療養費から2万5000円までの差額をさらに補填してくれることも
協会けんぽ、国民健康保険:付加給付はないので、高額療養費の自己負担の範囲で支払う
高額療養費制度を知ったら、民間の医療保険は見直しが不可欠
高額療養費の制度を知らずに民間の医療保険に加入して多額の費用を支払っていた方は、保険の掛け金を見直すことで大幅な節約が見込めると思います。
特に、組合健保に加入している方は、2万5000円以上医療費を月に払わなくて済む可能性がありますので、必ず確認してみた方が良いと思います。
民間の医療保険はどうすべき?
→高額療養費、付加給付の対象かによって掛け金を見直そう!!
高額療養費制度の申請方法は?
これは加入している保険組合によって異なりますので、保険組合に確認する必要があります。
私は組合健保ですが、健康保険を使用するとレセプトが組合側に送られますので、それをみた組合が高額療養費の費用と、付加給付近を給与に自動的に振り込んでくれるシステムでした。
ただし、そのレセプトは一般的に3ヶ月後に送られるため、給与に振り込まれるのは3ヶ月~4ヶ月かかるため、慈善にお金は準備しておく必要があります。
事前にお金を用意できない場合高額療養費の超過分の費用を支払わなくて済む「限定額適用認定証」という制度を利用する申請をすることも可能です。
また、最近の大きめの病院ではクレジットカードで治療費を支払いできるようになっていますので、クレジットカードを利用するのでも良いでしょう。
まとめ
この記事では、高額療養費の特徴と、加入する健康保険組合によっては、付加給付でさらに自己負担額が減ることについて解説させていただきました。
高額療養費で、大抵の方は病院の治療費を大幅に節約することが可能です。
また、大企業だと独自の組合が存在する組合健保に加入することが多いですが、付加給付と呼ばれる制度で、さらに25000円まで自己負担額を下げてくれるので、民間の医療保険になんとなく加入していた方は、保険の掛け金を見直すことで大幅に節約できるでしょう。
また、節約するなら固定費から見直すことが必須です。
当ブログでは様々な節約方法を紹介しています。
ではまた。
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