格安SIMとWiMAXは、どっちがお得というよりも、セットで使うのがおすすめだと思うよ。
他にも予算や用途によって色々組み合わせ方はあると思うから、一般的な組み合わせ方法についてこの記事では解説してみよう!
この記事が対象としている読者
- 格安SIMとWiMAXどっちがお得か知りたい人
- 格安SIMとWiMAXのプランの組み合わせ方を知りたい人
目次
格安SIMの特徴
格安SIMとは、格安SIM事業者であるMVNO(エムブイエヌオー)が、大手通信キャリア事業者(docomo,au,ソフトバンク)から回線を間借りすることで、提供する通信サービスのことを指します。
大手キャリアと格安SIMの比較
大手キャリアもスマホにSIMカードを挿して通信させる仕組みですが、格安SIMは大手キャリアよりも安めの設定でサービスを提供しています。
大手キャリアの料金体系ですが、通話し放題、パケット使い放題が多い一方、基本料金が高めの設定になっています。
それに対し、格安SIMの料金体系は、使い放題のプランは基本的に提供しておらず課金制となっています。データ容量が低いプランほど安く、通話料金も、(10分かけ放題などのオプションがあることが多いですが、)通常の課金プランの方が安いです。
格安SIMの特徴
- 大手キャリアに比べて基本料金が安い
- データ通信、通話が使い放題ではなく課金制
WiMAXの特徴
WiMAXは、auのグループ会社であるUQコミュニケーションズが提供するWiMAX回線を、プロバイダーが間借りして提供しているサービスであり、提供形態はMVNOとほぼ同じです。
ただ、本家のUQコミュニケーションズが提供するサービス体系と、各プロバイダーが提供するサービスはほぼ同じという点が異なります。
また、基本的には本家よりも各プロバイダーが提供しているサービスのが安くなっているのも特徴です。
実際に提供しているサービスですが、格安SIMと違い、スマホで直接通信するのではなく、モバイルルーター経由でWi-Fiにより通信します。そのため、通話機能はありません。ただ、データ通信は可能なので、LINE通話やSkype通話は可能です。また、データ容量は無制限プランがあるという点と、光回線のような固定回線よりも安いが特徴で、固定回線のように家でしか使えないということはありません。
固定回線とWiMAXの比較
フレッツ光やauひかりを例とした固定回線も、WiMAXと共通している点は、データ通信を無制限に使用できるということです。
WiMAXと異なる点は、モバイルルーターが電波を受信するのではなく、家に物理的な回線を工事で配線し、有線LANを通じルーターを結ぶことでPCとつなぐ点が異なります。
そのため、WiMAXよりも速度はより速くなりますが、外ではインターネットができません。また、引っ越したときは、引っ越し先で新しく固定回線を再契約することになり、場合によっては違約金が発生します。
WiMAXの特徴
- データ容量無制限プランを選択するのが一般的
- 家でも外でもインターネットが使い放題
- 光回線のような固定回線よりも安く、固定回線の代わりとして使用できる
格安SIMとWiMAXの比較
では、格安SIMとWiMAXの違いはどこにあるでしょうか?
先ほど記載した特徴をもとに比較してみます。
格安SIM | WiMAX | |
ルーター有無 | 無 | 有 |
通話 | 課金制 | できない(が、LINE通話やSkype通話は可能) |
データ容量 | 制限あり、課金制 | 使い放題(※) |
ただ、WiMAXは電話番号を使用した通常の通話ができないため、ネットショッピングの会員登録や会社に伝える連絡先等で困ることになってしまってしまいます。
格安SIMとWiMAXの比較
- 格安SIMは、データを使えば使うほど料金がかかるのに対して、WiMAXのデータ通信は使い放題
- 格安SIMは電話番号を使用した音声通話にも対応しているが、WiMAXは対応していない
格安SIMとWiMAXのおすすめの組み合わせ
格安SIMとWiMAXどちらにも共通している点があります。
それは、大手キャリアや光回線のような固定回線よりも割安で使用できることです。
異なる点は以下です。
格安SIMは、データ容量を使えば使うほど、容量の大きなプランを検討しなくてはいけない点が異なります。
一方、WiMAXはデータ通信し放題ですし、固定回線の代わりとしても使えるため節約できますが、電話番号を用いた通話ができない点が異なります。
そのため、当ブログでは格安SIMとWiMAXをセットで使うことをオススメしています。
そうすることで、固定回線を契約することなく、しかも外でもインターネットが使用することができます。また、できるだけWiMAX経由で通信すればデータ使用量を抑えることが可能であるため、格安SIMのデータ容量プランを安いプランに変更することが可能です。
格安SIMとWiMAXはセットで使用するのがおすすめ!
- 固定回線を契約しなくても、外でインターネットができる
- 安いプランで電話番号を利用した通話ができる
- できるだけWiMAX経由で通信することで、格安SIMのデータ使用量を抑えることができる
まとめ
この記事では、WiMAXと格安SIMの違いについて解説させていただきました。
考察結果についてまとめると、以下のようになります。
WiMAXと格安SIMの違いまとめ
- 格安SIMはスマホにSIMカードを挿して使用するが、WiMAXはモバイルルーター端末で電波を受信し、スマホとはWi-Fi経由で通信する
- 格安SIMにデータ使い放題プランはなく、データ容量を抑えることで安く契約することができる。一方、WiMAXはデータ使い放題
- 格安SIMは電話番号を用いた通話が可能だが、WiMAXはできない
- 格安SIMとWiMAXは特徴・使い方が異なるため、両方をセットで使うことで節約効果が見込める
格安SIMを使えば、通信費・固定費を年間5万円節約できます。
ですが、格安SIMにはたくさんのプロバイダーがあって、どれが最もお得なのかわかりにくいと思います。
また、ドコモやauなどのキャリアからの変更手順もわかりづらいですよね。
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